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こむら返りを頻繁に起こす人は糖尿病かも?糖尿病とこむら返りの関係性について解説します!


目次
こむら返りとは?
こむら返りとは高齢者、運動不足、持病持ち、栄養不足、水分不足、妊婦さんの方に起きやすいです。特にふくらはぎに起きやすく、かなりの激痛を伴います。(スネでこむら返りを起こす場合もあります)
こむら返りが起きた時は筋肉が異常収縮を起こしている状態です。筋肉が収縮し続けて緩まなくなています。筋肉が収縮し続けて神経を刺激することであの激痛が発生します。
なので、ストレッチをしてふくらはぎの筋肉を伸ばしてあげるのが痛みを和らげるのに効果的です。また、基本的にはこむら返りが長時間続くことはありません。短時間で筋肉の異常収縮は治り痛みは消えます。
しかし、こむら返りが起きた後に筋肉痛が残る場合もあります。2-3日痛みが残ることもあれば4-5日痛みが残ることもあります。
こむら返りが起きる原因は1つではありません。いくつかの原因が考えられます。水分不足、加齢による筋肉の萎縮/硬化、ミネラルバランスの崩れ、脱水症状(水分不足)、肝臓の疾患などです。そして、糖尿病もこむら返りを起こしてしまう原因の1つとして考えられています。
糖尿病ってどんな病気なの?
糖尿病とは1度なってしまうと完治することはないと言われている恐ろしい病気です。日本では糖尿病予備軍を合わせると約2,050万人もの人が糖尿病になっているそうです。(日本人の約10人に2人は糖尿病であるということ)
完治することはないので、一生付き合わなくてはいけない病気ですが食事療法、運動療法、薬の服用等で症状は抑えることができます。
糖尿病とはどんな症状が現れるのか?
糖尿病とは「インスリンの働きの低下」で起こると考えられています。インスリンの分泌が低下すると、血液中のブドウ糖をうまく処理できなくなり、血糖値が高い状態が続きます。
インスリンの分泌が低下する原因として考えられるのは、食べ過ぎ、肥満、運動不足、遺伝です。
糖尿病は血糖値の高い状態が続く病気ですが、それだけではありません。様々な合併症を引き起こす可能性があります。神経や目、心臓に様々な障害を起こす可能性が高くなることで知られています。
また、心臓病や脳卒中などの直接死亡に関係する動脈硬化を引き起こす可能性があることでも知られています。そして、糖尿病の三大合併症として有名なのが「神経障害」「網膜症」「糖尿病腎症」です。
この「神経障害」がこむら返りに大きく関与しているんです。
こむら返りを頻繁に起こす人は糖尿病の可能性がある
実は、糖尿病患者の約35%もの方に「こむら返り」の症状があると言われています。これは糖尿病による高血糖状態が続くことで神経にダメージを与えて、神経障害が起こることが原因と言われています。(三大合併症)
神経障害が起きることで神経の働きがおかしくなり、筋肉の異常収縮(こむら返り)が起きるんです。これが糖尿病の方にこむら返りが起きやすい原因なんです。
また、糖尿病になると、電解質(ミネラル)のバランスも崩してしまいます。電解質とは主にカルシウム、マグネシウム、ナトリウム、カリウムなどのミネラルのことです。これらのミネラルは筋肉の収縮や神経の働きを調整してくれている大事な栄養素です。
なので、これらのミネラルのバランスが崩れると神経や筋肉の収縮がうまくいかなくなりこむら返りを引き起こす原因となってしまいます。
もしかしたら糖尿病かも!?簡単にできる糖尿病セルフチェック!!
あなたがこむら返りを頻繁に起こす場合、もしかしたら糖尿病の可能性も考えられます。こんな症状が現れていたら糖尿病を疑った方がいいでしょう。
手足がしびれる |
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おしっこの量が多くなった |
おしっこから甘い匂いがする |
喉がよく乾く |
家族に糖尿病の人がいる |
ちゃんと食べているのにお腹がすく |
疲れやすい、体がだるい |
どうでしょうか?あなたはどれくらい当てはまりますか?もし、当てはまる項目が多い場合は糖尿病のリスクが高いかもしれません。
糖尿病はどこの病院の何科に行けばいいのか?
上の項目に多く当てはまって心配な人、糖尿病の検査をしてみたい人は病院に行って診察を受けることをお勧めいたします。
糖尿病の治療ができるのは内科、内分泌代謝内科、糖尿病内科、糖尿病科、糖尿病外来などです。基本的にはほとんどの一般内科で糖尿病の検査は行っています。
もし、詳しく検査してほしい、その後の治療もしっかり受けたいなどの思いがあれば、内分泌代謝内科、糖尿病内科、糖尿病科、糖尿病外来などで診察、検査を受けることをお勧めいたします。
また、ネット上であなたの家の近くにある糖尿病検査をしてくれる病院を簡単に探すことのできる「糖尿病ネットワーク」というサイトがあります。もし、近くに糖尿病検査ができる病院があるかどうかわからないという方はこのサイトで探してみてください。
糖尿病患者さんと医療スタッフのための情報サイト「糖尿病ネットワーク」
糖尿病を予防する方法
糖尿病を予防する方法として有効なのは、食事療法と運動療法です。これらをあなたの日常に取り入れて糖尿病、こむら返りを予防しましょう!
食事で糖尿病を予防する
糖尿病を予防するためにはカロリーの摂りすぎに注意しなくてはいけません。つまり、食べ過ぎ注意ということですね。特に脂肪の多い食べ物、糖質の多い食べ物は控えるようにしましょう。
具体的には肉の脂身や揚げ物、ラーメンやお菓子などです。こういう食品の食べる量を減らして野菜などを多くとるようにしましょう。
また、お米は食後の血糖値を上げやすい食べ物です。でも、ご飯を食べる前にサラダを食べると血糖値の上昇を抑えることができるんです。ご飯を食べるときはサラダを先に食べるようにしましょう。
運動で糖尿病を予防する
運動をすることで糖尿病の原因の1つである肥満を防ぐことができます。運動不足の自覚がある方は適度な運動をしていくようにしましょう。また、運動をすることはこむら返りを予防する上でも効果があります。
した方がいい運動は有酸素運動と筋トレです。例えば、ウォーキングであれば1日10分〜30分程度で大丈夫です。これを週に3〜5日するようにしましょう。
運動する時はきつくない範囲で行うことが重要です、なぜなら、継続しないと意味がないからです。無理せずに続けられる範囲で行っていきましょう。
