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こむら返りの正しい治療法と対処法とは?正しく治療しないと悪化する恐れも


目次
こむら返りとはどんな症状なのか?
こむら返りが起きている時は筋肉の異常収縮が起きている状態です。筋肉が収縮し続けている状態なんです。通常であれば筋肉は収縮すれば弛緩するようにできています。
しかし、こむら返りは運動不足、ミネラル不足、肝臓の疾患、腎臓の疾患、水分不足、持病、などの様々な原因のせいで筋肉が誤差動を起こし収縮し続けてしまうんです。また、その際に筋肉が収縮し続つづけ神経を刺激することが原因で痛みを感じると言われています。
痛みの感じるレベルは様々です。激痛に感じる方もいれば、ちょっと痛いぐらいに感じるかたもいます。言い方は違えど、要はこむら返りは「足がつっている」ということです。医学用語では「腓腹筋痙攣」と呼ばれています。
なぜ、こむら返りと呼ばれるようになったかというと、昔は「ふくらはぎ」のことを「こむら」と呼んでいたからだそうです。なので、ふくらはぎがつることを「こむら返り」と呼ぶようになったそうです。
こむら返りの正しい治療法と対処法
こむら返りは長時間続くものではなく、比較的短時間で治ります。しかし、正しい治療、対処をしないと痛みは続きます。少しでもすぐに痛みを和らげるためにしっかりと対処しましょう。
こむら返りは筋肉が収縮し続けている状態だと最初に説明しました。なので、こむら返りに対しての正しい治療と対処法は「ストレッチをして伸ばしてあげる」ことです。筋肉を伸ばしてあげればこむら返りを治めることができ、痛みは無くなります。
こむら返りを治療するストレッチ
こむら返りを治めるためにはふくらはぎとアキレス腱を伸ばしてあげるようにストレッチすれば大丈夫です。しかし、こむら返りはいつ起きるかわからないもの。外出中に起きる場合もありますし、座っている時や、寝ている時なんかにもこむら返りは起きます。
なので、様々なシュチュエーションで使えるこむら返りを治めるストレッチを紹介しますのでぜひ参考にしてください!
歩いている時にこむら返りが起きた時の治療法
外を歩いている時にこむら返りが起きた時の治療法です。周りに椅子などがなく、座ることができない時にこの方法を実践してください!
1,こむら返りが起きた方の足を後ろに引きます。
2,後ろに引いた足のかかとを地面につけてください。この時、重心を下に下げて前足の膝を曲げるようにしましょう。そして、重心を下げながら後足のかかとを地面に押し付けるようにします。
3,ここまで出来たら、ふくらはぎ、アキレス腱にストレッチを感じるはずです。
4,そのまま、10秒〜30秒キープしましょう。
どうでしょうか?とても簡単ですよね。また、この方法は壁を使うとストレッチの効果が高まります。近くによりかかれる壁がある時は利用しましょう。
座った状態でできるこむら返りを治療するストレッチ
床に座った状態でできるこむら返りの治療法です。家にいる時などにこの方法をお試しください!
1,まずは、こむら返りが起きた方の足の膝を立てて、反対の足は正座をします。
2,膝を立てている方の足のかかとを地面につけます。
3,かかとを地面につけたまま、体重を前の方にのせてください。
4,ふくらはぎ、アキレス腱のストレッチを感じたらそのまま10秒〜30秒キープしましょう!
こむら返りは正しく治療しないと悪化する恐れも
こむら返りに正しく素早く対処しないと、筋肉にかかる負担が大きくなり肉離れなどに悪化してしまう危険があります。こむら返りが起きた時は速やかにストレッチをして痛みを治めましょう。
肉離れを起こすと、最悪の場合手術が必要になってくるケースもあります。また、こむら返りが起きた後は無理に動かずにしばらくストレッチなどをして安静にしておいた方がいいでしょう。こむら返りが起きた後の筋肉は硬くなって再発しやすい状態です。
無理に動かすことはしないようにしておきましょう。
こむら返りを予防するために必要なこと
こむら返りを予防するために、ストレッチやマッサージ、ウォーキングなどを普段からやっておくことをお勧めいたします。なぜなら、こむら返りが起こる原因の1つに運動不足があるからです。
運動不足になると、筋肉が弱ったり、筋肉の収縮を司る筋紡錘や腱紡錘のセンサーが鈍って、こむら返りを起こしやすくなります。また、ミネラル不足や水分不足もこむら返りの原因です。
栄養バランスを考えた食事をとる、汗をかいたらしっかりと水分補給をするようにしましょう。睡眠中にこむら返りが起きやすい人は寝る前にコップ一杯の水でいいので水分補給をすればこむら返りの予防になります。
頻繁にこむら返りが起きる場合は病気の可能性も
週に一度など、頻繁にこむら返りが起きる場合、また、予防策をとってもこむら返りが改善されない場合は病気の可能性があります。
こむら返りを起こしやすい病気としてよく言われるのは糖尿病や肝臓の疾患、腎臓の疾患などです。これらの生活習慣病や内臓の病気のせいでこむら返りが起きている可能性があります。その場合、いくらこむら返りの予防策をとってもこむら返りが改善されることはありません。
一度病院に行って、検査を受けましょう。その際は内科や整形外科、神経外科、内分泌代謝内科などがある病院を受診されると良いでしょう。
