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こむら返りで歩けないほどの痛みが起きた時の対処法と予防法


目次
こむら返りとはどんな状態なのか?
こむら返りを経験した方ならわかるあの激痛。予告もなしにいきなり来るのでとても怖いですよね。そして、あのこむら返りによる激痛の正体は「筋肉の異常収縮」です。
普段、私たちの体では筋肉の収縮と弛緩が繰り返されています。そのおかげで立ったり、歩いたりできているんですね。こむら返りが起きた時は筋肉が収縮して弛緩しない状態です。筋肉が収縮し続けてしまうせいで神経を刺激してあの激痛が発するんですね。
こむら返りが起きる原因としては、水分不足、妊娠、肝臓疾患、ミネラル不足、糖尿病などの持病、栄誉不足、運動不足、加齢による筋肉の萎縮/硬化などが考えられます。
こむら返りが起きて歩けないほどの痛みが出た時の対処法
街を歩いていたり、家で移動している時なんかにこむら返りがいきなり起きることありますよね。そんな時は歩けないほどの痛みが襲ってきます。これからそんな歩けにほどの痛みに襲われた時の対処法について解説いたしますのでぜひ参考にしてください。
深呼吸をして力を抜こう!
まず、こむら返りとは筋肉の異常収縮が起きている状態ということは説明しましたよね。そして、異常収縮が起きている時の筋肉は硬くなっているんです。なので、深呼吸をして筋肉をリラックスさせるようにしてあげると効果的なんですね。
痛いとつい踏ん張ってさらに力を入れてしまいがちですが、痛みを治めたいのならいったん冷静になって深呼吸をしましょう。その時に重要なのが痛みがある部分の筋肉をリラックスさせることをイメージしながら深呼吸すると良いです。
ただ深呼吸するよりもイメージしながらした方がより効果的ですのでお試しください。
ストレッチをしてふくらはぎを伸ばそう!
こむら返りが起きている時は筋肉が収縮し続けている状態ですので、逆に筋肉を伸ばしてあげると痛みは治まります。しかし、一気に伸ばすのは筋肉断裂や肉離れを起こす危険がありますので、ゆっくり伸ばすようにしましょう。
ふくらはぎでこむら返りが起きた場合は、アキレス腱を伸ばすようにすれば効果的です。方足を後ろに下げて、後ろに下げた足のかかとを地面につけるようにすればふくらはぎとアキレス腱を伸ばすことができます。
文章じゃわかりにくいと思いますので、わかりやすく解説してくれている動画を貼っておきます。ぜひ参考してください。
立ったままふくらはぎや、アキレス腱を伸ばすストレッチ
また、中には座っている時や寝転がっている時にこむら返りが起きて、立ち上がることもできないって人もいると思います。座っている状態でこむら返りが起きた時は、片足を立ててつま先に重心を乗せるとアキレス腱とふくらはぎを伸ばすことができます。
座ったままふくらはぎや、アキレス腱を伸ばすストレッチ
寝転がっている状態でこむら返りが起きた時はタオルをつま先に引っ掛けて手前に引けばストレッチすることができます。これら2つの方法もわかりやすく解説してくれている動画は貼っていますのでぜひ参考にしてください!
寝転がったままできるふくらはぎとアキレス腱のストレッチ
軽く歩いたり、足首を回したりして筋肉を動かそう!
これはこむら返りが起きた後の対処法になります。こむら返りが起きて痛みが治まった後は、筋肉が緊張している状態です。筋肉が緊張している状態が続くと、またこむら返りが起きる可能性が高くなります。
なぜなら、緊張しているということは、筋肉が硬くなり筋紡錘や腱紡錘のセンサーが鈍っている状態だからです。なので、できるだけ筋肉をほぐしてあげることが重要になってきます。
筋肉をリラックスさせてほぐしてあげるために、こむら返りが起きた後はまずは足首を回してあげましょう。その後、ちょっと歩いたりして筋肉を動かしてあげた方がいいです。
しかし、間違ってもいきなり走ったり、ジャンプしたりなど負荷の高い運動は止めましょう。筋肉が緊張している状態でいきなり負荷の高いことをすると肉離れなどの2次災害を起こす可能性が高くなります。
まずは負荷の軽い足首を動かすとか歩くとかいう運動でほぐすようにしてあげましょう。
こむら返りが治った後も歩けないほどの痛みが続く場合は肉離れかも?
もし、こむら返りが起きて治まった後、歩こうと思って歩いてみたら歩けないほどの痛みがある場合、もしかしたら肉離れを起こしている可能性があります。(肉離れを起こした場合、何かが切れたようなブチッという鈍い感触を感じることがあります)
ちょっと違和感があるなとか、ちょっと痛いぐらいなら筋肉の異常収縮による筋肉痛が残っているだけなのでさほど問題ではありません。実際に、こむら返りが起きた後に筋肉痛が残るケースは多いです。
しかし、先ほども言ったように「歩けないほどの痛み」が残る場合は肉離れの可能性が高いです。そのような場合は病院で診察を受けることをオススメ致します。
病院で診察を受けた方がいい理由は2つあります。1つ目は、肉離れの場合、無理に動かすとさらに痛みが悪化する可能性があるからです。なので、肉離れを起こした箇所をテーピング等で固定して安静にする必要があります。
2つ目は、肉離れは再発しやすいからです。一度肉離れを起こすと同じ箇所で肉離れが起こりやすくなるんですね。なので、病院の専門的な知識でしっかりとしたリハビリを行うのが大事です。
このような理由からこむら返りの痛みが治まった後も歩けないほどの痛みが続く場合は病院で診察を受けるようにしましょう。その際、まずは整形外科で診察を受けると良いでしょう。
筋肉痛のような痛みが2-3日続く時の対処法
運動不足の人や、高齢者の方に多いですがこむら返りが起きたあと筋肉痛のような鈍い痛みが2-3日続くことがあります。こむら返りによる筋肉の異常収縮が起きた時に筋繊維等に傷が入るからです。その傷の回復過程で炎症が起き筋肉痛が起きます。
そんな時に早く筋肉痛をとりたい場合は「冷やす」「湯船にゆっくりつかる」「しっかり睡眠をとる」「ストレッチでほぐす」が効果的です。
こむら返りが起きたあとすぐに冷やす
こむら返りが起きたあとすぐに冷やすことで、筋肉に入った傷の回復過程で起きる炎症を抑えることができます。1回10分〜20分を1日数回に分けて行うと効果的です。
湯船にゆっくり浸かる
筋肉痛は筋肉に傷が入った状態ですので傷の回復には十分な酸素と栄養が不可欠です。筋肉に栄養と酸素を送ってくれているのは基本的に血液なので血液の循環を良くすることが必要になってきます。
なので、湯船にゆっくりと浸かると血流が良くなるので筋肉痛の治りが早くなります。
しっかり睡眠をとる
人間の体は寝ている時に、疲労回復が行われます。これは睡眠中に成長ホルモンが分泌されるからです。なので、しっかり寝る事で成長ホルモンが十分に分泌されて筋肉の傷を修復してくれます。
ストレッチで体をほぐす
筋肉痛があるときの筋肉は硬くなる傾向にあります。硬い状態が続くと血流が悪くなり、傷の回復が遅くなります。なので、ストレッチをして筋肉をほぐしてリラックスさせてあげましょう。お風呂あがりの体は体温が高く、筋肉もリラックスしている状態ですのでストレッチをするのにオススメです。
歩けないほどの痛みを予防する方法
こむら返りの歩けないほどの痛みを予防するためには、水分補給、ミネラルの摂取、適度な運動が必要になります。
夜寝る前に1杯の水を飲んだり、普段の食事で栄養をしっかり補給することが大事です。こむら返りを予防する上で重要な栄養はマグネシムとカルシウムです。
この2つは神経や筋肉の収縮に大きな役割を担っています。これら2つが不足することがこむら返りの原因とも言われています。なので、マグネシウムとカルシウムが多く含まれている食品を意識して食べるようにしましょう。
また、運動不足を解消するのもこむら返りの予防に効果がありますし、こむら返りが起きた後の筋肉痛の予防にもなります。筋肉痛がくるのはこむら返りの異常収縮の負荷に筋肉が耐えられないからです。その結果筋肉に傷が入ってしまうんですね。
しかし、普段からその負荷よりも高い負荷に筋肉が慣れていたら筋肉痛がくることを予防することができmさう。ウォーキングとかからでもいいの続けられる範囲で運動不足を解消していきましょう!
