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こむら返りの痛みが続く場合の対処法と予防法とは?痛みが治らない場合はどうしたらいいの?


こむら返りの痛みが続く原因とは?
ふくらはぎの筋肉がつる「こむら返り」を経験したことある方は多いはず。あるデータでは「30代を超える方の50%はこむら返りを経験したことがある」と言われているほどです。
そんなこむら返りが起きた後、ふくらはぎの筋肉に2-3日痛みが残ることありますよね。長ければ4-5日痛みが残る人も。実は、その痛みの原因はふくらはぎの筋肉に傷が入っているからなんです。
俗に言う「筋肉痛」なんです。こむら返りが起きた後に正しい対処をしないと、筋肉の異常収縮の負荷に耐えられなかったふくらはぎの筋肉に傷が入ってしまうんです。
そして、痛みが残るのはふくらはぎの筋肉に入った傷の修復過程で発生する「炎症」のせいなんです。
こむら返りが起きた時の正しい対処法とは?
こむら返りは長時間続くものではないので、基本的に短時間で治ります。なので、何も対処しなくても安静にしていればこむら返りは自然に治ります。
しかし、そうするとふくらはぎの筋肉にかかる負荷が高くなるので、正しい対処法をとってできるだけ短時間でこむら返りを治めないと痛みが長続きしてしまう原因になります。
こむら返りが起きた時は筋肉が収縮し続けている状態です。ということは、正しい対処法とは筋肉を伸ばしてあげることです。ふくらはぎ、アキレス腱を伸ばすストレッチをしてこむら返りをできるだけ短時間で治めるようにしましょう!
その痛みは肉離れかも?
こむら返りと肉離れは全く違う症状です。こむら返りは筋肉の異常収縮、肉離れは筋肉の断裂/損傷です。ですが、稀にこむら返りの負荷に耐えられずに肉離れを起こしてしまう場合があります。
もし、こむら返りが起きた後の痛みが2週間ぐらい続くのであれば肉離れの可能性があります。また、「足を引きずって歩かなければいけないほど痛い」「歩けないほど痛い」「こむら返りが起きた時に筋肉がブチっと切れる感触がした」のであれば肉離れの可能性が高いです。
これらのような症状がある場合は病院で診察を受けるようにしましょう!なぜなら、軽めの肉離れであっても、無理に動かすと重度の肉離れに悪化する危険性があります。
重度の肉離れとは「筋肉の断裂」です。そうなると、最悪の場合は手術が必要になったり、完治するまでに3か月かかることもあります。
さらに、肉離れが起きている箇所にこむら返りが起きたら最悪です。もしあなたがこむら返りが起きた後の痛みが続いて先ほど言ったような症状がある場合、早めに病院で診察を受けることをオススメします。
病院に行く際は「整形外科」のある病院に行くと良いでしょう。
こむら返りの痛みが続く場合の対処法と治し方
こむら返りの痛みが続く場合、少しでも早く痛みを治したいですよね。そんな方のために痛みを早く治すのに効果的な方法をお教えしますので、ぜひ実践してみてください!
湯船にゆっくり浸かろう!
こむら返りで長引く痛みを早く治したい場合、ふくらはぎの筋肉の回復を早めることが大切です。早く回復するためにはふくらはぎの筋肉に栄養と酸素を十分に供給させることが大切です。
そのためには、血液の循環を良くする必要があります。血液が全身に栄養や酸素を運んでくれているからです。湯船にゆっくり浸かることで、血管が拡張するので血流が良くなり、ふくらはぎの筋肉に栄養や酸素が行き渡りやすくなります。
なので、湯船にゆっくり浸かることは長引くこむら返りの痛みを早く治すのに効果的なんですね。また、体を芯まで温めることで筋肉がほぐれてこむら返りが再発する予防にもなります。
ストレッチをしよう!
こむら返りの痛みが長引いている場合、筋肉は硬くなりやすいです。筋肉が硬くなると血行が悪くなります。ストレッチは硬くなった筋肉をほぐしてくれて、血行を良くしてくれるのでこむら返りの痛みを和らげるのに効果的です。
しかし、無理にストレッチするのはやめましょう。痛いほど伸ばすと、筋肉が硬くなったり、腱を痛めてしまう可能性があります。
気持ちよくできる範囲で行いましょう。また湯船に浸かった後にストレッチをするととても効果的です。
マッサージをしよう!
マッサージもこむら返りの痛みを治すのに効果的です。しかし、痛い箇所を無理に押すようなマッサージはやめましょう。そういうマッサージは逆効果で痛みをもっと長引かせてしまう危険性があります。
マッサージをするときは、リンパを流すように気持ちよい範囲で行いましょう。
痛みがあるところを温めよう!
痛みがある箇所に「カイロ」や「温湿布」をはって温めると血行が促進されるのでこむら返りの痛みを早く治すのに効果的です。
また、「カイロ」や「温湿布」を使わずにレンジで温めた蒸しタオルでも大丈夫です。蒸しタオルならお金もかからないのでオススメです。
蒸しタオルは、濡らしたタオルを500wのレンジで1分ぐらい加熱するのがちょうどいいと思います。タオルの濡らし加減によって出来が変わるのでそこらへんは微調整しながらやってみてください。
しっかり睡眠をとろう!
人は寝ている時に疲労回復を行います。睡眠中に成長ホルモンが分泌されるためです。こむら返りの痛みを早く治したいならしっかり寝るようにしましょ寝るようにしましょう。
ウォーキングをしよう!
筋肉痛があるからといって動かさないでいると、筋肉がどんどん硬くなっていきます。そうなると血行が悪くなり、治りが遅くなる可能性があります。
ストレッチやマッサージでほぐしてあげるのも良いですが、歩けないほど痛くない場合は1日10分ほどでいいのでウォーキングを取り入れるなどして動かしてあげた方が良いでしょう。あまり負荷の高い運動はせずに楽にできる範囲の運動で大丈夫です。
こむら返りの痛みが続くのを予防する方法
できれば、こむら返りが起きても痛みが続いて欲しくないですよね。冒頭でも説明した通り、こむら返りの痛みが続く原因は、「こむら返りの負荷に耐えられず、ふくらはぎの筋肉に傷が入ってしまう」からです。
そして、こむら返りの痛みが長続きする人に多いのは「運動不足」です。筋肉が弱っているので弱い負荷でも筋肉痛が起きてしまうんですね。
なので、運動不足を解消するような予防策がこむら返りの痛みを長続きさせないために効果的です。また、運動不足を解消することはこむら返りが起きること自体を予防するのにも効果的です。
筋トレをしてこむら返りの負荷に負けないようにしよう!
筋肉に負荷をかけるのに手っ取り早いのは「筋トレ」です。筋トレで筋肉に高い負荷をかけてこむら返りの負荷には負けない状態を作りましょう!
とはいえ、めちゃくちゃきついことをする必要はないです。重りを使わずに自分の体重だけで行うスクワットとかでも十分効果的でしょう。
自宅で簡単にできる下半身の筋トレ方法をはっておきますので実践してみてください!
自宅で簡単にできるスクワット
自宅で簡単にできるふくらはぎの筋トレ
運動不足を解消しよう!
筋トレじゃなくても筋肉は鍛えることができます。ウォーキングやジョギングでも十分効果的です。筋トレが苦手な方は歩いて運動不足を解消しましょう!
自宅でできる運動不足解消の方法
痛みが続きそうだなと思ったらアイシングをしよう!
もし、こむら返りが起きた時に「あっこれは痛みが続くな」とか「いつもとより痛かった」などがあればすぐにアイシングをして筋肉を冷やしてあげましょう。そうすることで筋肉の炎症を抑えることができます。
しかし、冷やすと筋肉は硬くなるのでこむら返りが起きやすい状態になります。もし、冷やしてこむら返りが再発したのなら冷やすのはやめましょう。
あくまで、「あっこれは痛みが続くな」とか「いつもとより痛かった」などの痛みが続くだろうなと確信できる時にアイシングは行ってください。
