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こむら返りが起きた時は冷やすのが正しい?それとも温めるのが正しい?こむら返りの正しい対処法と予防法を解説いたします!


目次
こむら返りが起きた時の正しい対処法は「冷やす」「温める」どっち?
足首を捻挫したり、スポーツ選手が怪我したり時によく見る光景は「冷やす」ですよね。「じゃあ、こむら返りが起きた時も冷やした方がいいんじゃない?」と思いがち。
しかし、こむら返りが起きた時の正しい対処法と予防法は「温める」なんです。
なぜ、温めるが正しい対処法なのか?
こむら返りはふくらはぎの筋肉が収縮し続けている状態です。通常であれば筋肉は収縮すれば弛緩するようにできているのですが、筋肉が収縮し続けてしまうという「異常収縮」が起きてしまっています。
こむら返りが起きる原因は様々です。水分不足、ミネラル不足、肝臓の疾患、腎臓の疾患、運動不足など。そして、その原因の1つに「冷え」が入っているんですね。だから、こむら返りが起きた時に「冷やす」は正しくない対処法、予防法であり、逆にこむら返りを再発させる可能性もあるんですね。
なぜ、「冷え」がこむら返りが起きる原因なのか?
筋肉は冷えると硬くなります。あなたも寒い時は体をガチガチにしてブルブル震えますよね?あの時の筋肉はガチガチに硬まっている状態なんです。
筋肉は硬くなると収縮や弛緩の反応が鈍ります。なので「筋肉の異常収縮(こむら返り)」が起きやすくなってしまうんですね。また、冷えると血管が収縮してしまうので血液の循環が悪くなります。
血液は筋肉に酸素や栄養を運んでくれるという大切な役割を担っています。血液の循環が悪くなると筋肉に疲労や老廃物が溜まりやすくなり、こむら返りを起こしてしまう原因になってしまいます。
「温める」と筋肉がほぐれて血流が良くなる
一方で「温める」はこむら返りに対して正しい予防法と対処法なんです。筋肉は温まると緊張が解けてリラックスした状態になり、ほぐれます。また血管が拡張して血流が良くなります。
「冷え」と真逆ですよね。血流が良くなることで筋肉に十分な栄養や酸素が行き渡り、こむら返りの予防に効果的なんです。
冷やした方がいいかもしれない場合もある
でも、実はこむら返りが起きた後に冷やした方がいい場合もあります。それは「こむら返りが起きた後に筋肉痛が残ってしまうのを防ぐ」場合です。筋肉痛を予防するためには冷やした方が良いです。
なぜなら、筋肉痛とは筋肉に入った傷を回復する過程で起きる炎症が原因だからです。こむら返りの筋肉の異常収縮の負荷に耐えられなかった場合、筋肉に傷が入り回復する過程で炎症が起きて筋肉痛になります。
もし、あなたがこむら返りが起きた後に「筋肉痛がきそうだな」と思う場合は冷やして炎症を抑えるようにすれば筋肉痛が来るのを防ぐことができるか、筋肉痛の治りを早くすることができます。
しかし、「冷え」はこむら返りを起こす原因でもあるので、こむら返りを再発させてしまう危険性もあります。個人的には冷やさない方がいいと思っていますが、筋肉痛が嫌な方は冷やすのも効果的でしょう。
効率的に温めてこむら返りを予防する方法
こむら返りに対処、予防するなら温めることが重要です。では、どうやって温めればいいのか?その具体的な方法について見ていきましょう!
蒸しタオルを使おう!
まず、ご紹介するのは「蒸しタオル」を使う方法です。タオルを適度に濡らしてレンジでチンするだけです。そして、こむら返りが起きた箇所に蒸しタオルを巻いてください。とても簡単ですよね。
カイロや温湿布も効果的
蒸しタオルより簡単なのが、貼るカイロや温湿布をつかう方法です。これならレンジでチンする手間もなく、貼るだけで大丈夫です。しかし、いちいち買わなくてはいけないのでお金がかかるのが難点。お金をかけたくない方は蒸しタオルを使うことをお勧めいたします。
湯船にゆっくりつかろう!
何も用意しなくていいのがこの「湯船にゆっくり浸かる」方法です。いつものお風呂をちょっと長めに入るだけで大丈夫です。この方法の良いところはこむら返りの予防になりながら、心身ともにリラックスできることですね。
この3つであれば個人的には「湯船にゆっくり浸かる」をお勧めいたします。
ふくらはぎを温めた後にした方がいいこと
温めた後、そのまま終わるのはもったいないです。もっとこむら返りの予防効果を高めるために「ストレッチ」「マッサージ」を取り入れましょう!そうすれば、こむら返りの予防効果も高まります。
ストレッチとマッサージでこむら返りの予防効果を高めよう!
ストレッチをすれば筋肉をほぐすことができますし、運動不足を解消するのにもつながります。また、血流をよくすることもできます。マッサージも血流が良くなりますのでお勧めです。
しかし、ストレッチとマッサージの両方に言えることなのですが「やりすぎ」には注意しましょう。ストレッチであれば伸ばしすぎると、筋肉が硬くなってしまいますし、腱を痛める可能性があります。
マッサージも強くしすぎると筋肉への刺激が強すぎて硬くなってしまいます。両方に言えることは「気持ちよい」範囲で済ませることです。
