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肝臓が悪いとこむら返りになりやすいって本当?医師の見解付きで解説致します!


肝臓が悪いとこむら返りを引き起こしやすいと言われていますが、実際のところどうなんでしょうか?肝臓の疾患が原因でこむら返りが起こりやすくなってしまうのでしょうか?気になる方も多いと思いますので、医師の見解付きでその理由や原因等について解説していきます!
目次
肝臓が悪いとこむら返りになりやすいのは本当なの?
肝臓が悪くなるとこむら返りになりやすくなるのでしょうか?東京警察病院の医師である澤田彰史先生の見解を聞いてみましょう!
- 引用元記事の監修ドクター
- 東京警察病院 医師
- 澤田彰史先生
肝臓が悪いと、足や足の裏がつりやすくなるという説があります。肝臓は解毒するための働きをする場所なので、身体の中に悪いものを取り入れれば、肝臓からくる症状として「筋肉がつる」ことが起きてくる場合があります。肝硬変などで肝臓が悪くなり肝臓の解毒の働きが上手くいかなくなると、ミネラルバランスが崩れることから足がつりやすくなると言われています。ヘルスケア大学:肝臓が悪いと足や足の裏がつるって本当?より引用
澤田彰史先生の見解を見てみると、「肝臓が悪くなるとこむら返りになりやすくなるのか?」についての答えは「yes」ということになりますね。肝臓は体を解毒してくれる大切な場所。それが悪くなると、解毒がうまくいかなくなりミネラルバランスなどが崩れてこむら返りになりやすくなってしまうようです。
では、もっと詳しく肝臓が悪くなるとこむら返りになりやすく理由について見ていきましょう!
なぜ、肝臓が悪いとこむら返りになりやすくなるのか?肝臓疾患がこむら返りの原因になる理由や仕組みとは?
まず、肝臓の働きを見ていきましょう。肝臓はアルコールや老廃物などの体に有害な物質を分解してくれたり、食べたものをエネルギーに変えてくれる働きがあります。
このように肝臓は私たちの体の中で非常に重要な役割を担ってくれています。なので、肝臓の疾患が原因で体のバランスが崩れてしまいます。ミネラルバランスも崩れてしまうので、こむら返りになりやすくなってしまうんですね。(ミネラル起こるバランスが崩れることが原因で起こるこむら返りについては下の記事にまとめていますのでご確認ください)
肝臓が悪いのかどうか気になる方へ。簡単にできるセルフチェック!
肝臓が悪くなると、表れてくる症状というものがあります。これらの症状が多い方は肝臓が悪い可能性があります。
食欲減退(脂っこいものが食べれなくなった) |
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足がむくむ |
体重が減る |
体がだるい |
疲れが溜まりやすくなった |
こむら返りがよく起こる |
息切れになりやすい |
いかがでしょうか?あなたはどれくらい当てはまりましたか?当てはまる項目が多い方は専門の医療機関で診察を受けることをお勧めいたします。
- 引用元記事の監修ドクター
- 東京警察病院 医師
- 澤田彰史先生
肝臓が悪くなると、身体に異常が生じてきます。身体が常にだるい、疲れがなぜか取れにくい、吐き気がする、手足がむくむなどの症状が出てきます。頻繁に足がつる場合や、もし思い当たる症状がある場合は、早めに医療機関を受診し、ドクターへ相談しましょう。ヘルスケア大学:肝臓が悪いと足や足の裏がつるって本当?より引用
肝臓が悪いと具体的にはこんなことが起こります
先ほどの、肝臓が悪くなるとあらわれてくる症状は糖尿病などの他の疾患でも当てはまるものが多いので、一概にそれに当てはまるからといって「肝臓が悪い!」と言い切ることができません。しかし、以下の2つの症状があらわれた場合はかなり高いい確率で肝臓の疾患が起きている可能性があります。
汗からオシッコの臭いがする
オシッコの臭いの元はアンモニアです。アンモニアは少量であればからだに必要なものなのですが、大量には必要ありません。大量に体の中にあると脳に悪影響を与えてしますからです。
なので、普段は肝臓の解毒作用のおかげで体の中にあるアンモニアを分解しています。しかし、肝臓がストレスや暴飲暴食などで疲れていたり、機能が低下していたりすると血液中のアンモニアが解毒されずに汗と一緒に体から出てくるので汗からオシッコの臭いがするようになります。
白い大便(ウンチ)が出るようになる
実は、大便(ウンチ)が茶色なのは胆汁の色なんです。胆汁とは肝臓でつくられる黄褐色でアルカリ性の液体です。
なので、白い大便(ウンチ)が出るようになったら、胆汁を作る肝臓が悪い可能性があるということなんです。
肝臓に悪い食べ物や飲み物
肝臓に悪い食べ物や飲み物とは一般的に中性脂肪が溜まりやすいものです。肝臓は中性脂肪が溜まりやすい臓器なので控えるようにしたほうがいいでしょう。
肝臓は「沈黙の臓器」とも呼ばれています。なので、中性脂肪の多い食べ物や飲み物を食べ続けてもなかなか自覚症状が現れません。気づいたら脂肪肝、肝硬変、肝がんという状態になってしまう可能性もあります。そして、これらの肝臓の疾患が原因でこむら返りが起きやすくなってしまいます。
こむら返りを予防するためにも、これらの病気を予防するためにも肝臓に悪い食事や食べ物は控えるようにしましょう。
肝臓に悪い食べ物
では、具体的に中性脂肪が溜まりやくて肝臓に悪い食べ物とはどんなものなのか見ていきましょう!
動物性の脂肪を多く含む食べ物
脂質の中でも、植物性脂肪より動物性脂肪の方が肝臓に蓄積されやすいと言われています。なので、動物性脂肪が多く含まれている肉の脂身、バターなどは避けた方がいいでしょう。とても美味しいですが食べ過ぎには要注意です。肝臓をいたわってあげるために、こむら返りを予防するためにも食べる量を考えるようにしましょうね。
揚げ物
油には肝臓に負担をかける過酸化脂質・トランス脂肪酸が含まれます。なので、あまり揚げ物は食べ過ぎないようにした方がいいでしょう。
もし、揚げ物をするとしたらオリーブオイルかごま油を使うことをおすすめいたします。オリーブオイルとごま油にはトランス脂肪酸があまり含まれていないので他の油に比べたら肝臓にやさしいです。
お菓子や果物
お菓子が体に悪いのはわかりますが、果物は体に良さそうなイメージがありますよね。しかし、お菓子と一緒で糖分であることには変わりありません。多すぎる糖質は肝臓に負担をかけます。
食べ過ぎずに、程よく食べるのがいいでしょう。
肝臓に悪い飲み物
肝臓に悪い飲み物はいわずもがなのジュースとお酒です。市販のジュースには大量の糖分が含まれているので肝臓に負担をかけてしまいます。脂肪肝になる可能性が高くなるので飲み過ぎには注意しましょう。
お酒は飲みすぎるとかなり肝臓に負担をかけてしまいます。お酒のアルコールを分解してくれるのが肝臓ですので、毎日大量に飲みすぎると肝機能が低下してしまいます。それが続くと肝硬変になるリスクもあるので注意しましょう。
